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藤田嗣治に猫の絵はNETに公開されているものだけでも万とある。
その中でもこの絵が好きだ。 まあ、私の好きなフジタの猫の絵でベストテンに入る。 5人の美女の肢体に伍して一歩も引けを取らない白猫、 もう一匹の斑猫も絶好な位置で存在感を示している。 PR |
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マネ「スペオンの衣装を着けて横たわる若い女」 女として熟れつつある少女、気怠そうに物欲しげに横たわる。 初々しい白い肌、女性としての肉体が既に整っている。 よく見ると左右の眼の表情が異なる。 右目は知的、左目は官能的だ。 無心にじゃれる猫、猫がじゃれているのは蜜柑だろうか。 猫の眼光は野生に満ち満ちている。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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長閑なプロバンスに生きる人々、
皆表情はおおろかだけど皆何か思ってる、考えてる。 この近景の小母さんの目付き顔付、「大丈夫かいのぅ」。 あたかも破局を予感しているようでもある。 猫までが沈思している。 ゴッホと共同生活をした頃のゴーギャンの心境だろうか。 |
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ゴヤの画集を捲っていたらこんな二つの絵を見付けた。
同じ発想に基づいて描いたにに違いない。 煎じ詰めると、人間も猫も同じ生き物、 切羽詰まれば自我を剥き出しにする。 人間も猫も本性は違わない、そう云ってる様な気がする。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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