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菱田春草
岡倉天心の愛弟子であり当時としては革新的な画法に挑戦したが惜しまれながら夭折した。 後に画友の大観をして「春草の方が私よりうまかった」と言わしめた。 この黒猫も凡猫ではない。 その瞳には未来を射据える挑戦的な光が有る。 PR |
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山城隆一
イラストレーターとして数々の広告賞を受賞。 猫をテーマにした個展を内外で開催。 広告の分野に猫の絵を執拗に取り入れ新境地を開いたと言ってよいだろう。 彼の描くネコの絵は、 「ネコからヒトへのメッセージである」 と言っているがこの絵は何を伝えようとしているのか。 |
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幕末から明治前期にかけて活動した浮世絵師。
12歳で歌川国芳に入門、江戸川乱歩や三島由紀夫などの偏愛のために「芳年といえば無惨絵」と思われがちであるが、その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画にわたる。近年はこれら無惨絵以外の分野でも再評価されてきている。師匠・歌川国芳譲りの武者絵が特に秀逸である。昭和期以降に発展してきた漫画や劇画にも通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 何とも艶かしい。 無心に猫を愛おしむ女に対し猫は無心ではないようだ。 |
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パリのホテルの一室から見たパリの風景だろう。 暖色をふんだんに使った風景に「愛」が散りばめている。 パラシュートで空から舞い降りる人間、逆さまになって煙を吐く汽車、 横になって歩いている男女、そして人間の顔を持った猫。 パリを前に横を向く、その眼差しの方角は故郷のヴィテブスク。 肉体は猫に化してもひたすら故郷のヴィテブスクを想うのであろう。 ただ、郷愁の漂うその眼光は醒めている、単純ではない。 冷酷であり知的でもある。 |
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