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一寸古い話に成るが、ピカソの絵が108億円で落札され世間が騒いだ。
その絵が「ドラ・マールと猫」だ。 正妻オルガとは険悪状態、恋人マリー・テレーズとも溝が出来始め、 そんなピカソ苦悩の時代に登場したのがドラ・マールだ。 画家であり写真家であり美術に深い見識を持ち、しかも、美貌聡明な彼女は当時の美術界を闊歩していたのだ。 例の「ゲルニカ」の制作過程を記録した事でも知られている。 ピカソの女7人の5番目の女だ。 そのドラ・マールもピカソと関わり合ってから遂に神経衰弱に陥り、 「泣く女」になったのだ。 ■■■ src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> PR |
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荒井篁一郎(1899-1934)の作品。
荒井篁一郎は鶴岡の人、東京美術学校卒業後、故郷の画壇に生涯を尽くした。 「猫と牡丹」、何とも幻想的な作品。 不自然迄に見開いたものうげな瞳、観る人を媚びるでもなくじっと見据えている。 何時迄も何時迄も目を逸らさない、やがて、恍惚の境地に誘い込まれるのだ。 何かを訴えているようでもあり、何かを懇願しているようでもある。 荒井篁一郎はどのような生い立ちの人で、どのような生涯を送ったのか、 訪ねてみたい様な気がする。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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山種美術館が所蔵している人気作品「斑猫」。
栖鳳が沼津に滞在した折、通り掛った八百屋の店先で見掛けてその仕草が気に入り、 店の女将さんと交渉して絵と交換して貰った猫がモデルと言われています。 人を射る、人が魅入る、そん目が魅力的です。 栖鳳らしい繊細な線が猫の繊細さを見事に表現しています。 栖鳳、60歳の作品です。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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村上春樹が「ノルウエイの森」を執筆したのはギリシャ・ミコノス島である事はよく知られている。 彼がミコノス島へ長期滞在する当たり頭を痛めたことがあった。 長年愛しんで来た二匹の愛猫の存在だ。 一匹は直ぐに引き取り手が付いたがもう一匹の身元引き受け人が中々見付からなかった。 村上春樹は半ば強引に講談社のT氏に引き受けて貰った。 その間に書き上げた「ノルウエイの森」は大ベストセラーに成った。 幾分かの猫の功が有ったに違いない、彼はその猫を「福猫」と呼んだ。 その福猫がT氏の元に預けられたのが12歳の時、以後、猫好きのT氏一家に可愛がられ9年後に21歳で長寿を全うした。
その長寿猫に捧げられたのが「村上朝日堂はいかに鍛えられたか」である。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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アルザスのコルマールに滞在した時、アルザスのワイン街道をドライブした。
葡萄畑の中に教会を中心にした小さな村落が点在する。 村の奥まった広場にシュバイツアーの家が忽然と現れたり、 教会の屋根のてっぺんに「こうのとり」の巣がつくってあったりする。 ボージェ山脈の小高い山の頂にジャン.ルノアールの「大いなる幻影」のロケ地に成ったオーケニスブール城が有る。 雄大だ。 そして,或る村落で地のワインを飲んでいたら猫に出会った src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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